改善活動コンサルティング / アドバイザリー

 改善活動支援の何でも屋です。
 ソフトウェア開発・営業・CS・マーケティング・採用・組織運営など、事業活動全般を対象に、問題の発見・整理から改善施策の開発まで、改善活動を一貫してご支援しています。
 「何を改善すればよいのか分からない」といった、問題そのものが明確になっていない段階からご相談いただけます。

プロフィール

氏名
すずき じゅんじ (szk, Junji)
職業
改善活動コンサルタント
専門領域
改善・TQM・ソフトウェア工学
主催イベント

ご相談内容の例

支援の進め方

 弊所では、最初から特定の改善手法やツールを当てはめるのではなく、まず日々の業務・成果物・会議・プロセスなどを観察し、現在どのような問題が起きているのかを把握するところから始めます。
 顕在化している問題だけでなく、まだ組織内で問題として認識されていない「モヤモヤ」も含めて発見し、問題同士の関係や根本原因をモデルに整理します。
 その上で、モデルを作戦盤として使いながら改善施策を設計します。
 モデルは一度作って終わりではなく、状況の変化や新たな気付きを反映しながら継続的に「育て」、その時点で真に解くべき問題や改善の優先順位を判断するために利用します。
 改善施策の実装についても、必要に応じてプロセス設計・仕組みづくり・自動化・コーチングなどの形で支援します。
 単発の問題解決だけでなく、継続的に問題を発見し、改善していける仕組みを作ることを重視しています。

標準的な契約料

初回相談
無料 (オンラインで1時間~1.5時間程度)
スポット
数万円〜/回
継続契約
20万円〜/月 (週1回程度の定例MTGを想定)

コンタクト

szk.hansuoi [at] gmail.com

主な実績

SaaS組織での全社的なプロセス改善 詳しく見る 閉じる
解きたい問題
  • 組織内の問題が複数の部署・業務にまたがって発生していて、何を優先して改善すべきか整理されていなかった
  • 問題同士の因果関係を整理せずに個別対応していたため、部分最適な改善にとどまり、根本的な問題が残り続けていた
改善施策の設計
  • 組織全体の実態を調査して問題を発見・収集し、部署や業務をまたいだ問題同士の因果関係をモデリングする
  • 根本原因分析を行って真に解くべき問題が何なのかを特定した上で、改善施策を策定する
  • 根本原因と問題同士の依存関係をもとに、改善施策とその実施順序をロードマップとして整理する
改善施策の実装
  • CEO・経営層・営業・CS・開発など、全社員へのヒアリングを中心に組織全体の実態を調査
  • 調査結果をもとに問題モデルを作成し、根本原因分析を経て改善ロードマップを作成
  • CSと開発の連携改善や、ソフトウェア品質保証の専任メンバ育成など、ロードマップに沿って改善施策を実施
  • ロードマップは状況の変化に応じて適宜修正し、継続的に「育てる」ことを習慣化
成果
  • 部署ごとで個別に認識されていた問題のつながりが明らかになり、組織全体として何が起きているのかを共通認識として持てるようになった
  • 目の前の問題への個別対応ではなく、根本原因を起点に改善の優先順位を判断できるようになった
  • 部署をまたぐ改善についても、問題同士の依存関係を踏まえて順序立てて進められるようになった
  • 品質改善にとどまらず、採用や組織改善についても継続的に改善支援を行うようになった
動画制作事業会社での制作プロセス改善 詳しく見る 閉じる
解きたい問題
  • 事業・組織の拡大期にある一方、制作の進め方が社長のKKD(勘と経験と度胸)や口伝に依存しており、組織として再現可能な制作プロセスが確立されていなかった
  • 制作開始後に要件や進め方の不明点が発覚し、手戻りが発生、それに起因して進行遅延が頻発していた
  • 制作中に発生した問題をその場で対応して終わることが多く、根本原因の分析や再発防止につながっていなかった
改善施策の設計
  • 案件開始前に制作内容・役割分担・スケジュールを整理し、制作中も問題や遅延を早期に把握できるプロセスとする
  • 一定期間ごとに成果を共有し、発生した問題について根本原因分析から改善施策の策定まで行う
  • 制作プロセスだけでなく改善活動そのものも継続的に見直し、組織に合った形へ育てていく
改善施策の実装
  • スクラムを参考に、案件ごとのプランニングMTG・デイリーMTG・スプリントレビュー・レトロスペクティブからなる運営サイクルを構築
  • 改善活動を通じて、制作プロセスや役割分担、ふりかえりの進め方を継続的に更新
  • メンバーが自ら問題を分析して改善できるよう、継続的にコーチング
成果
  • 制作開始後の手戻りや納期遅延が減少し、問題も早期に発見・対応できるようになった
  • 早い段階で成果物の完成度を高めて仕上げに時間を使えるようになり、品質や担当者間のばらつきが改善した
  • 社長が現場の制作活動を直接確認し続けなくても運営できる体制を実現した
  • 支援終了後も、制作・改善プロセスを組織内で継続して運用できる状態になった
eラーニング事業会社での教材制作・レビュープロセス改善 詳しく見る 閉じる
解きたい問題
  • 新規教材のリリース後に受講者からの指摘によって、リリース直前のチェックリストベースレビューで見逃していたミスが発覚する、ということが常態化していた
  • チェックリストの内容が抽象的で、担当者によってレビューの品質にばらつきがあった
改善施策の設計
  • リリース直前だけでなく、制作途中の成果物についても小さなレビューを行い、上流から品質を作りこめるプロセスとする
  • 教材のレビュー観点を整理し、チェックリストの網羅性を向上させる
  • 教材内の各要素について、定量的または具体的なルールを策定する
改善施策の実装
  • 途中成果物を洗い出し、上流から品質を作りこめる新制作プロセスを策定
  • VSTeP(Viewpoint-based Software Test Engineering Process)を導入し、教材のチェック観点をモデリング後、新チェックリストを作成
  • チェック観点図から具体的なルール策定が必要なチェック観点を抽出し、関係各所との調整や受講者満足度の高い教材の分析をもとにルールを策定
成果
  • 1年間のリリース後修正件数を約1000件から約400件に削減(約6割削減)
  • 受講完了者による平均評価が、満足度3.71→3.80、わかりやすさ3.67→3.91、実用性3.50→3.70と、全項目で向上
マッチングサービスでのシステムテストの改善 詳しく見る 閉じる
解きたい問題
  • テストの専任者が居ないためシステムテストをCS担当者が本来業務と兼務しており、テストに割ける時間と専門性が限られていた
  • テストが担当者の勘に依存し、「念のため」でテストケース数が増加してテスト実行工数を圧迫していた
改善施策の設計
  • CS担当者1名がテスト業務に責任を持ち、自走できるようにする
  • テスト観点ベースのテスト開発プロセスを導入し、各テストケースの意図を判別可能にする
  • 要件の内容とリスクに応じて、必要なテストの網羅水準を判断できるようにする
改善施策の実装
  • CS担当者1名に対し、週1回1時間のレクチャーを実施
  • VSTeP(Viewpoint-based Software Test Engineering Process)を導入し、テストスイートを再構築
  • リスクに応じた網羅水準の判断基準を策定
成果
  • CS担当者を、テスト開発を自走できるレベルまで育成
  • テスト実行工数を約半減
  • 大型アップデート1回あたり、本番環境まで流出したバグ数を1〜2件程度まで削減
AIドリブンなSaaS開発での品質保証・テスト体制の構築 詳しく見る 閉じる
解きたい問題
  • 生成AIを活用した1日5万行規模のコードコミットに対し、従来の品質保証・テストの進め方では追従できていなかった
  • 生成AIが設計したテストスイートの全体像を把握できず、テスト担当者・開発メンバ・技術部長らがテストの妥当性を判断しづらかった
改善施策の設計
  • 人手によるテスト開発・実行を前提とせず、生成AIを活用して開発速度に追従できる品質保証・テストプロセスを構築する
  • テスト観点図やレビュー観点図などの設計成果物をモデルとして管理し、その改善や活用自体も生成AIで継続的に行えるようにする
  • モデルによってテストの全体像を継続的に把握できるようにし、妥当性を判断しやすくする
改善施策の実装
  • VSTePをベースに、生成AIをテスト設計・テストケース作成に活用できるテスト開発プロセスを策定
  • 生成AIを用いてテストアーキテクチャやテスト観点図を継続的に改善する仕組みと、レビュー観点図に基づくレビュー自動化の仕組みを構築
  • レビュー・単体テスト・結合テスト・システムテスト・モニタリングを包含したテストアーキテクチャを設計し、開発メンバや技術部長らと合意形成
成果
  • 1日5万行規模のコードがコミットされるAIドリブンな開発に、品質保証・テスト活動が継続的に追従できる状態を実現
  • 高速な開発を維持しながら、バグの検出漏れがほぼない状態を維持
  • テストケースの作成やテスト実行そのものではなく、「より良いユーザー体験とは何か」「どのようなプロダクト品質を目指すのか」といった議論に時間を使えるようになった
講師・社内勉強会 詳しく見る 閉じる
  • 改善活動・問題解決・品質保証・ソフトウェアテストをテーマとした社内勉強会の講師実績があり、研修にも対応可能

活動履歴

2026/08/23
はてなブログ 相関図とか家系図とかのエディタを作ってみたくなったので作ってしまったという話を公開しました。
2026/06/01
スライド UQAMのその先を公開しました。
2026/05/27
Medium Promptware Architectureを公開しました。
2026/05/27
スライド プロンプトウェアアーキテクチャを公開しました。
2026/01/26
Medium UQAM; Usage-model-driven QA Methodologyを公開しました。
2026/01/26
スライド UQAM(Usage-model-driven QA Methodology)の紹介を公開しました。
2026/01/25
スライド VSTePの解説(個人的解釈)を公開しました。
2025/12/05
JaSST'25 Tokaiに鈴木 順仁名義でパネルディスカッション登壇しました。
2025/11/19
Markin' Quality 第16回: Road to Kariya・1にすずき じゅんじ名義でパネルディスカッション登壇しました。
2025/10/17
#QATT番外編 秋の夜長に品質ゆるトーク交流会の登壇アーカイブ動画が公開されました。
2025/10/17
スライド 「改善」ってこれでいいんだっけ? Full ver.を公開しました。
2025/10/17
スライド 「改善」ってこれでいいんだっけ?を公開しました。
2025/10/16
#QATT番外編 秋の夜長に品質ゆるトーク交流会にすずき名義で登壇しました。
2025/06/03
スライド 根本原因分析で「改善力」を上げようを公開しました。
2025/05/20
スライド MOSH社内勉強会 ~QAって何?~を公開しました。
2025/05/19
MOSH株式会社様の社内勉強会に招聘講師としてすずきじゅんじ名義で登壇しました。
2024/12/20
Markin' Quality 第15回にすずき じゅんじ名義でパネルディスカッション登壇しました。
2024/12/20
ソフトウェアテストシンポジウム 2024 東海に鈴木 順仁名義でパネルディスカッション登壇しました。
2024/10/18
にしさんの教え: 日本のテストコミュニティを作った男の共同編集に鈴木順仁名義で参加しました。
2024/07/20
スライド MDR(Model-Driven Retrospective)のススメを公開しました。
2023/11/29
JaSST nano vol.28の登壇アーカイブ動画が公開されました。
2023/09/28
スライド eラーニングコンテンツのチェックリストをVSTePで作ってみたのを公開しました。
2023/09/19
JaSST nano vol.28にすずき名義で登壇しました。
2023/04/20
筆頭著者として共著論文 Semantic-based and Learning-based Regression Test Selection focusing on Test Objectives が公開されました。