自立メシ 第02話 03ページ目。駅にて、理瑚のクラスメイトである窯部雷斗(かまべ らいと)が、単語帳を片手に立っている。雷斗が何かに気が付く。
自立メシ 第02話 04ページ目。第2話「理瑚と雷斗と麗羅」。オセロ盤の絵。白の石が数十個と、黒の石が一つ置かれている。自立メシ 第02話 05ページ目。雷斗は、向こうから理瑚が走ってきたのに気が付いたのだった。理瑚は息を切らしながら、8時ちょうどの約束なのに8時発の電車に乗ってしまったと謝る。しかし学校にはまだまだ間に合うので、雷斗はなんとも思っていない様子。二人は手をいわゆる恋人繋ぎで握る。理瑚は、電車に遅れたのは弁当を作っていたからだと話す。
自立メシ 第02話 06ページ目。理瑚が弁当を作ってきたという事実に驚く雷斗。所変わって学校。時計は12時過ぎを指している。理瑚の友達である本田麗羅(ほんだ れいら)が、今日の雷斗の昼食が弁当であることに気が付く。雷斗が理瑚作であることを麗羅に伝えると、麗羅も彼と同様に驚く。自立メシ 第02話 07ページ目。雷斗が弁当箱を開ける。見栄えはいい。
自立メシ 第02話 08ページ目。理瑚のクラスメイトである支倉頼(はせくら たより)も、理瑚が雷斗のために弁当を作ってきたことを知った。雷斗に対し愛妻弁当だとコメントする。自立メシ 第02話 09ページ目。雷斗、いざ実食。理瑚は緊張の面持ちで見守る。「美味しいよ。すっごく。めっちゃうまい」と雷斗。
自立メシ 第02話 10ページ目。雷斗の感想に理瑚は喜び、麗羅は彼女を祝福する。麗羅は「毒見も済んだことだし」と言って、雷斗から弁当を一口もらおうとする。自立メシ 第02話 11ページ目。帰宅した理瑚は、台所に居る豪を見て「またやってる」と言う。彼にとって料理は遊びなのだ。理瑚は今日の遊びの成果をもらい、舌鼓を打つ。
自立メシ 第02話 12ページ目。理瑚は弁当が好評だったと報告する。明日も作る約束をしてきたと語る理瑚に、冷凍食品を買ってきたから使ってよいと返す豪。自立メシ 第02話 13ページ目。冷凍食品はサボりになるのでは、と心配する理瑚に、豪は料理は高尚なものではなく、おいしいものを食べたい、食べさせたいという欲を満たす遊びだと語る。
自立メシ 第02話 14ページ目。料理の楽しさを感じ始めていると話す理瑚。豪は理瑚にエプロンを渡し、今から夕飯を作ろうと言う。理瑚は、まだ18時前なので作り始めるには早いのではと問うが、豪は、今日の夕食には時間がかかるものを作ろうとしていると語る。自立メシ 第02話 15ページ目。豪は、今夜は皮から手作りで餃子を作ろうと提案する。高尚ではないかと戸惑う理瑚に、豪は半ば無理やり「楽しそう」と言わせる。
自立メシ 第02話 16ページ目。粉類にお湯を加えて混ぜ、餃子の皮の生地を作る二人。豪に生地の固さを訊かれた理瑚は、もちもちしていてかわいいと返す。自立メシ 第02話 17ページ目。豪は、この後生地をちぎったり伸ばしたりするので、少し柔らかいぐらいが適正であると言って、お湯を追加する。豪の言う「耳たぶと同じぐらい」という柔らかさの目安を、変な表現だと理瑚は笑った。
自立メシ 第02話 18ページ目。理瑚は、生地を実際に作ってみて「耳たぶ」としか形容できない柔らかさを体感し、なんだか悔しいとボヤく。豪は、生地を寝かせている間に餡を作ると話す。自立メシ 第02話 19ページ目。豪が餡作りをしながら、三徳包丁と牛刀の違いを説明する。
自立メシ 第02話 20ページ目。「料理できるかな試験」には学科試験もあることを忘れたのかと豪に言われ、理瑚は冷や汗をかく。理瑚は包丁の種類について、急いでメモを取る。自立メシ 第02話 21ページ目。餃子を包み始める二人。豪は、まだ理瑚が小さく妻が生きていた頃、同様に餃子作りをしたなと回想し、無言で懐かしむ。
自立メシ 第02話 22ページ目。理瑚も同じことを思い出しており、豪にその旨を照れながら伝え、豪も同調する。自立メシ 第02話 23ページ目。餃子を包み終え、フライパンで蒸し焼きにする。
自立メシ 第02話 24ページ目。焼き上がった餃子を食卓に並べ、亡き母の分も取り分ける。理瑚と豪が食べ始める。自立メシ 第02話 25ページ目。理瑚は餃子を一口食べ、思わず「餃子だ」と感想を述べる。理瑚は、餃子を皮から自分で作れたことに感動していた。
自立メシ 第02話 26ページ目。理瑚は、なるべく自力で作る料理の楽しさを感じていた。餃子の皮すなわち生地を作れたということは、麺類やパスタも作れるのではないか。自分でピザもジンジャーエールも作れたら面白いだろう、などと考えながら食べている理瑚を見て、豪は優しい笑顔を浮かべる。自立メシ 第02話 27ページ目。「カエルの子はカエル」と、豪はつぶやいた。