自立メシ 第03話 03ページ目。何か悩んでいる理瑚と、飲み物を飲みながら彼女を見つめている雷斗。
自立メシ 第03話 04ページ目。第3-1話「理瑚と頼(たより) その1」。理瑚と雷斗のふたりは、ファミリーレストランで勉強をしていた。自立メシ 第03話 05ページ目。雷斗は理瑚に、進路が決まっているのになぜ勉強しているのかと聞く。理瑚は、父が課した料理の試験のために勉強しているのだと明かす。
自立メシ 第03話 06ページ目。雷斗は、最後まで理瑚と一緒にがんばれる感じがうれしいと言う。自立メシ 第03話 07ページ目。理瑚が次の日曜はお出かけする予定だと言うと、雷斗はずっこける。行き先を聞かれた理瑚は、日本橋へマイ包丁の下見に行くと伝える。
自立メシ 第03話 08ページ目。日本橋の街並みと三越の建物。自立メシ 第03話 09ページ目。理瑚が刃物店に入る。包丁が一面にディスプレイされた店内に、驚く。
自立メシ 第03話 10ページ目。店員から、包丁を始めとした調理器具の説明を受ける理瑚。「料理できるかな試験」のために、一生懸命スマホにメモを取る。自立メシ 第03話 11ページ目。電車に乗り、帰路についている理瑚。
自立メシ 第03話 12ページ目。途中駅に電車が止まり、ドアが開いた。プラットフォームに、手を繋いだ男女が見える。自立メシ 第03話 13ページ目。それは、雷斗と麗羅だった。ドアが閉まり、電車が動き始める。
自立メシ 第03話 14ページ目。動揺を隠せない理瑚。見間違いを疑うが、二人の繋いだ手が脳裏にこびり付いている。自立メシ 第03話 15ページ目。家でPCを操作している頼。スマホに理瑚からの連絡が届き、冷や汗をかく。
自立メシ 第03話 17ページ目。回想。雷斗は理瑚との別れ方を、麗羅は理瑚から雷斗を略奪する方法について、かつてそれぞれ頼に相談をしていた。相談を受けた頼は、引きつった笑いを浮かべる。
自立メシ 第03話 18ページ目。第3-2話「理瑚と頼 その2」。麗羅は理瑚から雷斗を奪いたいと、雷斗は麗羅と付き合いたいと、頼に打ち明けていたのであった。自立メシ 第03話 19ページ目。回想終わり。ミステリードーナッツで理瑚と待ち合わせした頼は、理瑚に事情を説明する。はじめは雷斗と麗羅に考え直すよう言ったが、二人が互いに思い合っているということに気が付いてしまい、どうにもできなかったと言う。
自立メシ 第03話 20ページ目。今まで黙っていたことを謝罪する頼に対し理瑚は、自分たちのいざこざに巻き込まれた被害者なので気にしないで全部話してほしいと頼む。自立メシ 第03話 21ページ目。頼は恐る恐る話し始める。まず一つ目の開示として、雷斗は第一志望校を麗羅と同じところに変えていたと。つまり、大学進学というイベントを使って「彼女替え」を行おうとしていたのだ。
自立メシ 第03話 22ページ目。オセロの白石に、理瑚・雷斗・麗羅が描かれている。しかしそれがひっくり返り、雷斗と麗羅のみが描かれた黒石になる。他の石も次々とひっくり返り、盤面が黒石ばかりになる。頼の暴露・説明は続き、理瑚に全てを話し終えた。自立メシ 第03話 23ページ目。礼を言う理瑚。重ね重ね謝る頼に、理瑚は自分たち三人のことを思ってくれていたことを理解していると返す。頼は、欲張ったせいで却って理瑚のことを傷つけていると反省する。
自立メシ 第03話 24ページ目。理瑚は帰ると言って席を立つ。頼も立ち上がり、「途中まで」と口にしたところで気が付く。「……送らない方が、いい?」理瑚は一人になりたいと言って帰路に着く。自立メシ 第03話 25ページ目。高椅家。豪のPC作業中に、理瑚が帰宅する。なるべく音がしないようにドアを開け閉めし、自分の部屋にさっと入る理瑚。この生活音だけで、理瑚が落ち込んで帰ってきていることを豪は察する。
自立メシ 第03話 26ページ目。豪は、玄関の靴が普段とは違い揃っていることを確認し、包丁の下見帰りに何かあって彼女が落ち込んでいることを確信する。今晩の献立は、こってり系だとノドを通らないかもしれないからダメだなと考える豪。料理に誘う方が気分転換になってよいか、静観しておく方がいいのか、どちらか悩む。自立メシ 第03話 27ページ目。部屋の電気もつけず、放心状態でベッドに横たわる理瑚。豪はノックして部屋のドアを開ける。晩飯を作るか聞かれた理瑚は、今日は食べないと返した。ちょっとでもいいから食べたらどうかと、エプロンを差し出す豪。
自立メシ 第03話 28ページ目。理瑚の脳内に、雷斗・麗羅との思い出が蘇る。去年のバレンタインに、酸っぱいチョコを初めて食べたと震える雷斗と頼・何を入れたんだとツッコむ麗羅。推薦で大学を受験することにし、逃げたなと雷斗に言われるも余裕の笑みで返す理瑚。しかし合格した際にはなんだかんだで祝福してくれたり安堵してくれた二人。自立メシ 第03話 29ページ目。エプロンに雷斗と麗羅の顔が浮かんで見える。料理の勉強を始めてから、自分の作った弁当を美味しいと言ってくれた雷斗。前より上達していると言ってくれた麗羅。理瑚は起き上がる。豪は「一緒に作ろう」と声をかける。
自立メシ 第03話 30ページ目。理瑚は、豪の持つエプロンを払いのける。エプロンが床に落ちる。自立メシ 第03話 31ページ目。理瑚はカッターでエプロンを切り裂く。直後に我に返り、父の方を見る。
自立メシ 第03話 32ページ目。豪は一瞬言葉を失うが、裂けたエプロンを拾いながら、理瑚に謝る。晩飯は自分が作っておくから、後で食べたくなったらいつでも食べればいい、と伝える。自立メシ 第03話 33ページ目。理瑚は、自分が衝動的にしてしまったこと・父の気遣いを無下にしたこと・それなのに父に謝らせたこと、等々にいたたまれなくなり、家を飛び出す。夜の公園のブランコに一人で座る理瑚。
自立メシ 第03話 34ページ目。ブランコに座っている理瑚の手が赤くかじかんでいる。足音がした方を見ると、豪。理瑚が家を飛び出した少し後に、豪も家を出て彼女を探していたようである。手には何か袋を持っている。理瑚が謝罪を切り出そうとする。自立メシ 第03話 35ページ目。豪は家で作ってきたシャケおにぎりを差し出す。いらないと言う理瑚の口元へ、無言で押しつける。
自立メシ 第03話 36ページ目。理瑚は渋々ひと口かじり、またかじり。食べ進めるうちに泣き出す。豪はそばで微笑んでいる。理瑚は自分でおにぎりを手に取り、食べる。あふれる涙を止められない。自立メシ 第03話 37ページ目。豪は梅おにぎりを差し出す。理瑚は泣きながら食べ続ける。